もう、一巻&1巻 要約、感想 書くの超面倒になって来たので、古都内乱編14巻、15巻(上・下)以降の四葉継承編 16巻、師族会議編 17、18、19巻(上・中・下)、南海騒擾編 20巻、動乱の序章編21、22巻(上・下)のあらすじは、
1記事にしてまとめて、あらすじ要約と感想だけでいきます。
記憶が薄れたら、またラノベを読み直せばいいし、概要、大筋がわかれば問題無し!ですから。
もしかしたら、あとから、追記もしくは、大幅にリライトするかもしれないですけど………
目次
『四葉継承編』16巻 あらすじ、まとめ 感想
深雪がいよいよ元旦の集まり『慶春会』に呼ばれる。
これは、深雪を四葉家の次期当主に任命するためであった。
分家の当主ら全員が集まる会合である。
それを阻止しようと、四葉家内部の分家や四葉家をよく思っていない反勢力を煽って、深雪達に牙を剥く。
最初の内は、撤退して、出直したりする訳ですが、達也の活躍(戦闘)でなんとか本家に辿り着く。
四葉家、現当主の真夜から深雪が次期当主であることが発表される。
その後、深雪と達也だけ残され、真夜から思いがけない言葉が発せられる。
『深雪は達也の実の妹ではない!貴方は私の息子なのだから………』と。
完全に納得できない様子の達也を見て、真夜は後で、二人きりで話すことを決める。
そして、深雪の方を向き直って、達也が婚約者であることを告げた。
明日のお披露目会で深雪の婚約者として、達也も出席するよう告げ、話が終わる。
その後、真夜のプライベートの部屋で、深雪が実の妹では無い 発言について、真夜と達也の一対一での話し合いが始まる。
深雪が実の妹でない と言うのは嘘で、達也の見張り役、世界すら滅ぼしてしまうかもしれない驚異の戦略級魔法師としての達也のストッパー役として、深雪は生まれた。 しかも超偶然の産物、同じ手順でやろうとも二度と出来ない、超越した完全なる調整体であることが達也に明かされる。
達也が深雪のガーディアンていう事実よりも、精神的支柱である深雪という存在こそが達也の脅威的な魔法師としての力に歯止めにかける役割を担っている という説明であった。
逆に言えば、達也の精神的ガーディアンは深雪って事になりますね。
深雪は、四葉家最高傑作の完全なる調整体であり、達也との間に子をもうけることも可能だと 真夜は言い切った。
翌日、達也の婚約者としてのお披露目会が催され、
その最後の方にバリオン・ランス(中性子砲)の魔法試技が行われた。
そして………これらの決定事項(深雪が次期当主であること、達也が次期当主である深雪の婚約者になったこと)は、魔法協会を通じて十師族、師補十八家、百家数字付きなどの有力魔法師に対し、通達された。
四葉継承編 まとめ、感想
端折りましたが、この他に達也が赤子の時に生まれて間もなく殺されてそうになったことを黒羽家当主 黒羽 貢から詳細を聞いたりします。
その他、真夜が精神的な息子は達也だと言って狂信的な溺愛発言!?をしたりする、シーンもあります。
結果、深雪にとっては、至極恐悦の事だけど、ちょい無理くりな感じのように思いますねー。
この四葉継承編で、達也と深雪の過去の秘密が完全に露わになった という説明編なのかな?って思いました。
師族会議編17巻、18巻、19巻(上・中・下)のあらすじ、感想 まとめ

師族会議編17巻(上)あらすじ
17巻の師族会議編(上)の前半は、司波深雪と司波達也が四葉家直系、しかも、深雪は次期当主であり、達也がその婚約者になったことに対する、二人を知る知人、友人達の反応が見ものです。
つまり、アンタッチャブルであるあの四葉家の人間だとバレた訳です。
深雪に惚れている一条将輝が、親父の剛毅に問い詰められて、この婚約への異議申立てと深雪に対して将輝との婚約を四葉家に申し入れた。
また、これがタヌキ親父の七草家当主の七草弘一の興味を引く、というか四葉家の力がより強くなりそうなソノ体制に、より一層の危機感を持ったというのが正解でしょう。
その対抗策として、長女の真由美を達也の婚約者に仕立てようと画策する。
娘達3人を呼び、深雪と達也の事を話す訳です。
それを聞いて、深雪を女神、神聖化している泉美は化石化し、香澄は冷静。
そして………真由美は…そわそわする。
"真由美から達也に交際を申し込む" と言う弘一の提案は、妹二人たちの反対の声があがる。
特に、女性から男性に対して、しかも年上からと言うのは、外聞が悪いと真由美自身が父、弘一に反論する。
弘一は一応、あきらめるフリをする。
二人(達也と深雪)が学校に行くと、当然、噂の的になり、クラスメイトから距離を置かれる。
ただ、エリカの説得により、次第に幹比古、ほのか達の達也たちに対する距離感が元通りになっていく。
ちなみに、エリカは達也たちが四葉家に関わりがあるのをクラスメイトの誰よりも以前に察していた。
中盤になると、USNAの武器庫から小型ミサイルの紛失事件があり、プリズスキャルヴを使用し、この情報を掴んだレイモンドの暗躍が始まる。
バランス大佐やリーナに匿名で暗号メールを送り、主犯のジード・ヘイグ 中国名 顧傑(グ・ジー)の仕業だと情報を流す。
この武器横流しと言うスキャンダルに、スターズのナンバー2のカノープスにジード・ヘイグの暗殺命令が司令部から出され、実行にあたることになる。
後半になり、師族会議が密室で行われ、真夜が弘一と周公瑾との繋がりを他の師族当主にバラす。
七草家当主、弘一は追い詰められた。
だが、そこに急遽、九島烈が入ってくる。
烈は自分が作った十師族体制維持の為もあり、
更に、九島家も周公瑾から提供された技術を使い、パラサイトを利用した魔法兵器(パラサイロボット)を若き魔法師たちの実験台にした(スティープルチェース編)ことを謝罪した。
そして………九島家が十師族から退くことにより、現在、双璧と呼ばれる片割れの当主、弟子でもある七草弘一を、自身が作りあげたその体制を庇ったのである。
その九島家の後釜に、七草家との対抗意識、過去に確執と因縁のある七宝家を真夜が推挙し、周りの十師族の当主たちも一時的なこととは言え空席はまずかろうと、真夜の意見に賛同し、暫定的に七宝家は十師族の一員となる。
後日、十師族選定会議で、七宝家は正式に十師族入りが確定した。
一方、ジード・ヘイグは貨物船に乗り込み、師族会議があるこのチャンスを狙っていた。
師族会議の開催場の箱根のホテルに死者を操って、米軍から横流しして得た爆弾を運ばせ、自爆テロを起こす。
各師族家から緊急連絡があり、師族の関係者(当主以外)の達也、深雪、真由美たち、一条将輝らがテロ会場になった箱根のホテルに集合するところで、この師族会議編17巻(上)は終わる。
師族会議編18巻(中)あらすじ
師族会議編(中)では、ジード・ヘイグ(中国名: 顧傑)の追跡、捕物帳が繰り広げられる。
各師族の当主が動くには、軍司令部の同意が必要であり、反魔法運動の高まり、人間主義者の監視の目があり、表だって行動ができない。
特に関東方面は七草家と十文字家のテリトリーである。
よって、四葉家から真夜の推薦により達也が遣わされた。
一条家からは将輝。
今回の師族会議において、健康上の理由から現当主の剛毅が退き、各々の当主達の了承の元、新たに十文字家の当主となった十文字克人の指揮下に入ることになった。
七草家の長女 七草真由美は、克人隊と兄である智一との連絡調整役となり、元一高の克人、真由美、現一高の達也、そして、本拠地の金沢より東京に居た方が色々と都合の良いと、一時的に一高に在籍という形で転籍(転校ではなく)した将輝を加えたチームでジード・ヘイグ討伐隊を編成した。
必死の捜索で、ジード・ヘイグが座間基地周辺に潜伏してるのが判明し、達也と黒羽家、亜夜子と文弥で強襲するが、米軍の介入により、ヘイグに逃げられてしまう。
師族会議編19巻(下)あらすじ
師族会議編(下)に移り、四葉家のスポンサー、東道青波から九重八雲に 達也が不都合な状況にならないように手綱を握るよう、依頼が来る。
八雲はこれを了承し、達也の力になるよう助力することになる。
最終手段として、達也は、座間基地で視認しているヘイグをエレメンタル・サイトで探そうと試みる。
普段はそのリソースの半分を深雪の見守りに使っている。
深雪の見守りのリソースを外し、100%に発揮したエレメタル・サイト(超千里眼みたいな能力)を使って、ついにヘイグの居場所を突き止める。
ただ、その場でヘイグを消すことはせず、出来れば捕らえて、最悪でも死体を残さなければ、対外的にもマズイ状況になるのは分かっていた。
達也は、以前のパラサイト対策で習得した耐久性の高いサイオンの塊をごく小さな銃弾にして打ち込むことにより、数日間にわたってトレース可能な信号弾にする魔法を開発していた。
これは、周公瑾を仕留めた時に、名倉の血に宿っていた『念』を想子(サイオン)弾として応用したものである。
達也は真由美にジード・ヘイグが平塚市に潜伏してることを伝えた。
ヘイグに対する日本の警察をも巻き込んだ包囲網が敷かれる。
一方、ヘイグの方も身の危険を察し、日本からの脱出を計画していて、実行に移すことになった。
ヘイグを巡り、相模湾河口近くの砂防林で激しい戦闘が行われた。
ヘイグをなんとか拿捕したい師族連合団達。
それに対して、日本魔法師団、警察の攻撃に対抗し、なんとかヘイグを海上に逃がし、公海上での暗殺を企む米軍。
その間隙をぬって、ヘイグは自身の手持ち駒である千葉寿和を使い、海上に逃げうせる。
あともう少しのところで、ヘイグの船に追い付きそうな達也たちの船だったが、
ヘイグは公海上で、USNA スターズNO.2のカノープスの分子ディバイダーで海の藻屑と化した。
まとめ、感想
この他、エリカの長兄 千葉寿和が相棒の稲垣を囮にして、ヘイグの強力な死体を操る術式(僵尸術)にかかって傀儡となり、達也と対峙するシーンがあります。
普段は、冷淡で冷静な達也も魔法師が単なる道具として使われた憤慨と哀愁に、何度も何度も寿和の名前を呼び、無駄だと思いつつも呼び醒まそうと試みる。
達也の強烈な心の慟哭が垣間見れます。
結局、寿和の急所である心臓に雲散霧消を発動した左拳を打ち込み、寿和は斃される。
その死体の弔い、解呪を八雲が引き受ける。
寿和の死体は実家に帰り、気の強いエリカが号泣し、達也が慰める という結果となる。
そして………藤林響子 婚約者が軍人になるのを止めるのが遅過ぎた。
千葉寿和が、既にヘイグの操り人形化した近江円磨に近づくのを、止めるのが遅すぎた。
過去を振り返ると、自身の気持ちに気づくのが、失われてからばかりで。
以前に亡くなった婚約者のことも、寿和に対しても、好感以上の想いを抱いていたことも。
響子さんも悲劇ですね。
軍部の人間として、一応、警察には情報を渡さなければならない。
でも、そうなってしまう、つまり傀儡となってしまう可能性もある。
任務遂行の為とは言え、やり切れない思いが噴出しますよね。
ホント、薄幸の美女!こういう軍の仕事向きじゃ無い気がしますね。
(魔法科30巻 奪還編)では、九島烈の葬儀において、九島家一族から藤林家はハブられているし。
これは、響子さんのせいではないけど、なんかそういう立ち回り役ばっかりで。
あと、師族会議編(下)の最後のほうに、番外編として、一条将輝の転校日記もあります。
一高に移籍してからの将輝の深雪に対する想いを綴った日記風のストーリー。
一高のクラスメイトの絡みあり! 妹の上京あり!
のちょっとしたドタバタ劇が繰り広げられます。
一応、この師族会議編のストーリーともリンクしており、時系列に並べてありますね。
こちらもなかなか将輝の心情の移り変わりがよく分かり、なかなか面白い。
南海騒擾編 20巻 あらすじ ネタバレ 感想
この編では、沖縄の久米島、人工島を巡っての話。
達也と深雪は、四葉家、師族の代表として、あの事件(大亜連合による沖縄侵攻)から今年で5年になるので、この節目の年に行われる大規模な慰霊祭の打ち合わせと犠牲者の遺族の意見を尊重している政府のアピールもあり、併せて、お彼岸の法要にも出席するよう、真夜より依頼が来た。
そして、ちょうどその頃、あずさ、五十里、花音、服部、桐原、沢木、紗耶香の第一魔法科高校卒業生組メンバーが沖縄卒業旅行を企画していた。
その場所は、折しも、雫とほのかが深雪と達也を誘った旅先ーーー久米島沖の人工島である
『西果新島』竣工記念パーティーと同じとこだった。
それに呼応するように、この一大国家プロジェクトを台無しにしようと、オーストラリアの魔法師が蠢く。
更に、大亜連合軍を脱走した秘密工作魔法師のテロ活動も加わる。
無論、これはイギリスの魔法師ウィリアム・マクロードが陰謀を巡らせた結果だった。
世界のパワーバランスを揺らがせそうになっている日本とその魔法師たち。
同盟国のオーストラリア魔法師を潜入させて、この式典を妨害しようと作戦を練っていた。
達也は、この妨害工作を未然に防ごうと、達也、深雪、特に達也が特尉(今回は四葉家代表として)として所属してる第101旅団の風間率いる部隊も合流する。
この編では、『あの灼熱のハロウィン』のダメージにより、大亜連合と日本の間に休戦協定が結ばれ、風間率いる隊との協調路線をとり、一時的に仲間になった 大亜連合軍特務部隊上校の陳祥山と特殊工作隊エースの呂剛虎の存在があった。
オーストラリアの魔法師、子供役のジャスミン・ウィリアムズ大尉と父親役のジェームズ・J・ジョンソン大尉は、当然のことながら、第101旅団のメンバーからマークされていたが、偶然、卒業旅行に来ていた何も事情を知らない、あずさたちに助けられ、接触し、顔見知りになる。
この二人は、イギリスの公認戦略魔法師ウィリアム・マクロードが直接、魔法師として調整を手掛けた「ウィリアムズ・ファミリー」の一員。
大亜連合の脱走秘密工作魔法師たちは潜水艦を使い、外からの破壊を実行に移す。
この秘密工作員達は海中からこの人工島に接近し、爆弾を仕掛けてフロートに穴を空けようとしていた。
一方、オーストラリア魔法師の二人は西果新島竣工記念パーティーの人工島地下のホテル会場に忍びこんでいた。
結局、外からの秘密工作魔法師たちは風間率いる第101旅団と大亜連合軍のエース魔法師 呂剛虎(ルウ・ガンフゥ)たち、第一魔法科高校卒業生、服部や桐原達も合流し、頓挫する。
パーティー会場に忍びこんだオーストラリア魔法師たちは、花音を人質にして、五十里をおびき出し交渉しようと試みるが、あずさの情動干渉魔法『梓弓』により、意識を奪われ、人質作戦は失敗に終わる。
最終手段のジャスミンの『オゾン・サークル』(高密度オゾンガスを瞬時に発生させる魔法)を発動させようとするが、四葉家の秘術(達也の秘術)『ゲート・キーパー』で魔法発動を無効化されて、捕虜となってしまう。
まとめ、感想
ちなみに、このオーストラリア魔法師二人は、第101旅団の佐伯少将の交渉材料となり、後々解放され、ウィリアム・マクロードに引き渡されることになる。
この編では、大亜連合と講和条約が結ばれているけど、
和平は一時なもので、後々、呂剛虎(ルウ・ガンフゥ)は千葉の麒麟児(ちばのきりんじ)『幻影刀(イリュージョン・ブレード)』の異名を持つ千葉修次(なおつぐ)に斃されてしまう。
コイツ、悪役&ヒール役だけど、あまり嫌いじゃなかったナ。
最後の方を読むと、マクロードはこのオーストラリアの魔法師二人がはなっから、この作戦を成功させるとは思っておらず、捕虜になって四葉家の内部事情を調べる『耳』としての潜入が主目的だったということがわかる。
魔法科高校の劣等生 動乱の序章編 21巻(上)のあらすじ、まとめ 感想

プロローグ
2097年3月。
南米大陸で戦略級魔法『シンクロライナー・フュージョン』が使用された。
それを契機に、世界に動乱の嵐が、日本にも押し寄せようとしてた。
この戦略級魔法発動により、魔法師では無い者の潜在的な恐怖心が次第に顕著になり、魔法師に対しての畏怖感が増そうとしていた。
そして………翌月の四月。
この状況下、背景において、新学期を迎え、国立魔法大学付属第一高校の三年生に進級し、最上級生となった達也と深雪の元に、第一高校卒業生、先輩でもあり、十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。
これは、十師族、師補十八家の若手を集めて、今般、自分たちを敵視する風潮に魔法師として、どうこれから対処すべきかを話し合う為の会合に二人を招待する正式な書状。
それが達也を、更なる波乱の日々へと誘うことになる。
新一年生、新入生総代の三矢詩奈の登場
朝、達也たち三人は、春休みにもかかわらず学校に来ていた。
戦略級魔法使用に関する続報が気になっていたが、前日まで沖縄にいたせいで、準備が遅れ気味の、入学式の打ち合わせがあった。
随時、更新中・・・
魔法科高校の劣等生 22巻 動乱の序章編(下)のあらすじ、まとめ 感想

随時、更新中・・・・
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