《主な登場人物》
ホントは、順繰りに投稿すべき何だろうけど、読み終わった順に投稿。
24巻、25巻。そして、追憶編、9巻、10巻....と順番に投稿してゆくパターンになりそうです。
前の巻も購入したのですが、まだ、読み切っていないので、よく前後関係がごっちゃになっています(汗)
後ほど、補足し、忘備録を兼ねて、内部リンク張って、繋げていきたいと思います。
登場人物も多いし、まだまだ様々な面で一致しないところがありますし。
《目次》
プロローグ
「トーラス・シルバーは、国立魔法大学付属高校第一高校三年生、司波達也である。」
と、七賢人を名乗る怪人のビデオメッセージは、日本だけではなく、アメリカでも大きな反響を呼んだ。
達也は、四葉家現当主で、達也と深雪の叔母、四葉真夜(まや)に相談に向かう。
そこで、達也はFLT本社で記者会見に応じる許可を貰う。
そして、恒星炉を使った海水資源化プラントの開発を発表することを真夜に伝える。
英語の頭文字を取って、名付けられたESCAPES(エスケイプス)計画。
このプロジェクト名は、魔法師の脱出手段という意味合いも持っている。
真夜は、四葉家と特に親しくしているスポンサー、東道閣下のお許しが必要と達也に説明し、達也自身が後日、説明に出向くことになった。
あらすじ、概要
達也がトーラス・シルバーと暴露されたその日。
一高の周囲やFTL本社は、報道陣が埋め尽くした。
生徒会長の深雪達は、生徒の下校時間の騒ぎを心配してたが、達也が現れ、騒ぎを収拾した。
一部の反魔法主義テロリストもどきと戦闘になりながら・・・
報道陣は戦闘により肝を冷やし、更に、達也がこれ以上生徒たちに迷惑をかけるなら「FLT本社の記者会見を出入り禁止にする」
と宣言し、報道陣を牽制したことにより解散した。
九重寺で東道青波と対談することが決まり、その立会人に九重八雲(達也の体術の師匠)が同席することに達也は驚く。
東道青波。その名を知る者がごく限られている、影の実力者。……四葉家はかつて、旧第四研の管理者、運営スタッフを排除して、軍から自由を勝ち取った。
しかし、その前に軍が東道家から第四研の実権を奪った経緯がある。
だからこそ今でも東道と四葉は友好的な関係であり、四葉が東道老人の権力に依存してる部分があると同様に、東道老人は四葉家に助けられている・・
と、いう互いに持ちつ持たれつの関係なのである。
しかも四葉家は旧第四研だけで開発された一族ではない。
第四研創設以前から、その前身となる組織で交配が進められてきたのである。
そして、東道の手許には、まだ『血』を提供した家系の者が残っているのである。
達也からエスケープ計画の概要の説明。
東道から戦略級魔法師としての列強国への牽制&威嚇などを適宜、履行することで、なんとか東道の了解を得る事ができた。
その後、東道は財界のみならず、政界にも強い影響力持っているホクザングループの総帥、北山潮(深雪の同級生の雫の父)を都内の高級料亭に呼び出し、ESCAPES計画の後押しを申し入れる。
潮はこれを了承し、東道青波はこの計画を邪魔だてしそうな日本政府に睨みを利かせるのだった。
FTL本社でトーラス・シルバーについての会見を開らかれた。
トーラス・シルバーは、牛山(ハードウェア担当)と達也(ソフトウェア担当)の連名の名称だと明かされる。
屁理屈ではあるけど、トーラス・シルバーは連名な上に達也自身でないので、USNA主導(後に、新ソビエト連邦も賛同)のディオーネー計画(魔法師と魔法技術を用いて、木星圏の資源で金星をテラフォーミングしようという壮大な宇宙開発プロジェクト)の不参加も表明した。
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京都の魔法協会本部、協会会長の十三束翡翠がデスクで頭を抱えていた。
USNAの要望書、エドワード・クラークの訪日計画をセッティングして欲しい旨が書かれていた。
無論、達也をディオーネ計画に参画させるため、説得するつもりだからである。
故に、後日、外務省の職員から、“魔法協会から四葉家に圧力を掛けろ” 的なことも進言されている。
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インドペルシャ連邦の戦略級魔法、アグニ・ダウンバーストで女性科学者アーシャ・チャンドラセカールがESCAPES計画の賛同。
十三使徒の一人、トルコのアリ・シャヒーンのネットワーク放映でのESCAPESへの同意。
で、国際世論はESCAPES計画に傾きつつあった。
エドワード・クラークは国際世論工作に失敗した。
ディオーネー計画に達也を参加させられない、と判断した新ソビエト連邦戦略級魔法師 べゾブラゾフは、排除しようと決断する。
そして、達也が暮らす伊豆の別荘に戦略級魔法『トゥマーン・ボンバ』を発動する。
まとめ 感想、読みどころ
上記のあらすじ以外に、病弱な九島光宣(くどうみのる)が周公瑾(しゅうこうきん)の亡霊【思念体!?】を取り込んだり、十三束鋼(十三束翡翠の息子)が達也の居場所を教えない深雪に決闘を申し入れたり、まあ代理でガーディアンの水波が戦うんだけど・・・と読みどころ満載です。
十三束翡翠さんって、十師族の間に挟まれたり、日本政府の間に挟まれたり、そして…胃痛で体調崩して入院しちゃう と悲劇のマダムなんですよねー(笑)
このスタンス、立ち位置は前の巻からそうだったりして?!
達也は隠居生活?の身だから、あまり出番が今回の巻では少ないですね。
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