《主な登場人物》



ざっと概要、あらすじを洗ってみました。
大分、端折ってますが・・・
個人的な感想としては、パラサイト絡みの話はもう、お腹いっぱいです(苦笑)
(1)ほのかが雫に、ピクシーを通じて、達也の想いをばらされたことの愚痴をこぼす。
(2)達也がリーナを下す。
(3)青山霊園にパラサイト探し、マルテいうパラサイトと対話。ピクシーの引き渡し。達也が拒絶。ピクシーが強烈なサイコキネシスでパラサイト達を吹き飛ばす。(振り出しに戻る)
(4)自宅マンションの地下室で、防諜三課でスパイ収容所で捕獲されてたパラサイト虐殺を調べるため、防諜第3課のビデオサーバーをハッキングしてたら、「七賢人」の一人、レイモンド・セイジ・クラークが一方的に画像に侵入し、話掛けて来る。
そして、もう一人の七賢人、ジード・セイジ・ヘイグ(グ・ジー)がパラサイトの手引きをしたと告げる。
(5)第一高校裏手の野外演習場に全パラサイトを誘導すると、レイモンド・クラークから告げられる。リーナにも伝えてあると。
(6)放課後、第一高校の野外演習場で、達也、深雪、エリカ、レオ そして、ピクシー、四人と一体。あとこれにリーナの単独行動。
(7)パラサイト撃退。封印に成功した二体は、達也が向かう前に、深夜の代理人、黒羽亜夜子チームと九島烈チーム、一体づつ回収されてしまった。
(8)アメリカ留学から帰って来る雫を空港でお迎え。偶然にもリーナにも出会い、見送りする。
(9)桜井水波登場。第一高校に入学することになり、水波も深雪と達也と共に住むことなる。 そして、二人は四月から二年生に進級した。
目次
(2)達也がリーナを下すの感想
秘密兵器ブリオネイクを使っていたわりには、戦い方が甘かったですね。 達也がいう通り、『君は軍人には向いてない!』ってことで。
結局、四肢を撃ち抜かれ、その痛みで意識不明。
傷は達也の“再成”で治してくれるけどね。
(4)で収容捕獲されていた、パラサイトの惨殺任務遂行、任務とは言え、年頃の女性がすることではありませんネ。
(4)いきなりの急展開、レイモンド・クラークの画像登場!の感想
横浜騒乱編でも名前が挙がってましたけど、
顧傑、国際犯罪シンジゲート、『ノー・ヘッド・ドラゴン』、あるいは、その前の入学編の「ブランシュ」の総帥。パラサイトを手招きした、親玉。 そして、七賢人の一人。
七賢人とは、『フリズスキャルヴ』のアクセス権をいれた七人のオペレーターのこと。
四葉家当主 真夜もその中に入ってますね。
エシュロンⅢのメインシステムを上回る効率で世界中から情報を集め、オペレーターの検索にヒットする情報をもたらす。 このフリズスキャルヴは今後の話でも色々と登場してきます。
万能と思われる「フリズスキャルヴ 」も他のオペレーターには何を検索したか?分かってしまうシステムだそうです。例えば、グ・ジー(ジード・ヘイグ)が四葉家について検索(調べて)いたら、そのことがレイモンド・クラークにも真夜にも分かってしまうっていうことになります。
要は、検索履歴が残ってしまい、他のアクセス権をもっているオペレーターにも分かってしまうということです。
しかも、絶対的に正確な情報が分かるって、ことではないので、
きちんと裏を取る必要性があるようですね。
エシュロン(神の耳)、漫画ゴルゴ13に出てきますね。
元祖は、ゴルゴ・サーティーンの方だと思いますけど…
世界中の裏情報を傍受できるシステム。
魔法科の場合、スリーっていうことだし、さらには、それすらも上回るんだから、凄いんでしょうね。
達也が『トーラス・シルバー』だと分かってしまうんだから・・・(24巻、エスケープ編<上>)
プライバシーもクソもないね、このシステムは。
ただ、今後の話の布石なんだろうけど、クラークがいきなり画像として現れ、日本にパラサイト達を手招きした親玉の正体ばらし、しかも、そのパラサイト達を一高の裏手の野外演習場まで集めてくれるの って、かなりのご都合展開ですね‼
(8)リーナ、アメリカに帰る 感想
空港で深雪がリーナに「貴女は、私のライバルよ、リーナ」、 「貴女は、きっと、お兄様が差し伸べられた手を取ることになるわ。貴女はきっとお兄様の仲間になる。そこからがわたしたちの本当の勝負。だからさよならは言わない。また会いましょう、リーナ」
なんか後々、リーナが仲間になるような伏線を張っているようなセリフですね。
ちなみに、魔法科 28巻 追跡編⦅上⦆で、再度 リーナは第一高に編入します。
この巻では、まだ、スターズを辞めて、達也たちの仲間になってはいませんが………
最新刊(2020 4/10発売のラノベ)、魔法科 31巻 未来編でようやく、リーナは達也たちの仲間になります。
更に、劇場版映画『星を呼ぶ少女』でも、リーナが登場しますが、ここらへんはまだ関係ないようですね。
『星を呼ぶ少女』は時系列でいうと、深雪たちが春休み中、二年生に進学する前のストーリーになります。
よって、ダブルセブン編の前。
アニメは、横浜騒乱編までしかやって無いので、来訪者編を知らない人はよくわからないでしょうね。
つまり、来訪者編とダブルセブン編の間のストーリーになる訳です。
まとめ、総合的な感想
(7)のパラサイト達を撃退。達也はパラサイト達の本体を弱らせることができるけど、エリカ達は外側の殻、肉体しかやっつけられないから、幽体本体のパラサイト達が離脱して、最終的には、パラサイト達の融合合体版 九頭竜(くずりゅう)が出現してしまう。
最後の手段で、深雪と向き合い抱きつき、達也の情報体(エイドス)を視れる目で、深雪に位置を視認させ、系統外・精神干渉魔法『コキュ-トス』、精神を凍り付かせる魔法で粉砕する。
なんだかんだ言って、来訪者編は、今回、深雪の “おいしいトコもっていき” のパターンが多かったような!?
その他、次兄の千葉修次(ちば なおつぐ)の敵討ちでリーナと戦おうとするエリカに、達也がUSNAの小型艦船が漂流してたニュースを引き合いにし、その仕業が十師族の中で可能なのが唯一の一族であることに気づく。
そして、暗に達也が四葉家の一員であることがバレてしまう。
次々回の13巻『スティープルチェース編』もパラサイト絡みの話で、(7)で九島烈が持ち帰ったパラサイトを九島家の研究所において、ロボット魔法兵器として傀儡(ぐくつ)化し、その性能テストを『二年生部 九校編』、新たに加わったスティープルチェースという最終競技で試す という話。
九校の生徒たちが性能テストのためのモルモットにされる訳です。
結局のところ、さすがはお兄様!の『さすおに』の達也がその裏で活動し、ロボット魔法パラサイト達を始末する訳ですが・・・
もう、ホントにパラサイト系の話は食傷気味で、書く気しないので、飛ばそうと思います。
ちなみに、この競技は、元々、軍でやってたハードなもので、オリエンテーション的障害物競走っていう二ュアンスでしょうか。
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