先日、超久々にツタヤに行って、『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』を借りて観てみました。
その感想については、割愛しますが、また再度、アニメを観てみたくなり、Dアニメストアで土日休みに一気に観てしまいました。
多少、ネタバレになってしまうかもしれませんが、
あらすじ、概要 そして見どころを紹介。
目次
時代設定、プロローグ
西暦2095年・・・・魔法が現実の技術として確立し、魔法師の養成が国策となった時代。
十師族の一つである、四葉家という秘密主義の家系に生まれ、次期当主として、将来を縛られた妹・深雪と、そのガーディアンとしてやはり束縛されている兄・達也が、自分たちの自由を掴み取ろうとするという物語が一応、大筋。
入学編【第1話~第7話】。ラノベ入学編(上・下)1巻、2巻に相当。あらすじ、要約
兄の司波達也と妹の司波深雪(みゆき)がそろって国立魔法大学付属第一高校に入学したところから、この物語は始まる。
入学試験の結果から、達也は、補欠の二科生(ウイード、“雑草”)主席の深雪は一科生(ブルーム、“花冠”)という設定。
2話の終わりの方と3話の初めの方に、ブルーム二科生 達也の風紀委員入りを巡り、口論となった主人公・達也と生徒副会長・服部刑部(ぎょうぶ)との模擬戦闘がある。
第四話では、部員勧誘模擬演武の場で、剣道部の壬生紗耶香と同じく剣道部の桐原武明の言い争いから始まった魔法騒動を、風紀委員になった達也が簡単に収める、というストーリー。
主人公、達也の圧倒的な無双ぶりが垣間見れますね。
入学編の最後、七話では、政治結社ブランシュのアジトに、達也、深雪、エリカ、レオ、十文字、そして紗耶香を催眠術で記憶を改ざん、利用されたことに憤る桐原までが同行し、武装したブランシュメンバーを爽快&痛快に叩きのめしていく・・・のも見どころの一つですね。
九校戦編【第8話~第18話】。ラノベ(原作小説)九校編(上・下)3巻、4巻に相当。あらすじ、要約
全国の魔法大学付属高校が、年に一度のスポーツ系魔法を競い合う九校戦の時期。その勝敗を賭けの対象として、国際犯罪シンジゲート・無頭龍(ノー・ヘッド・ドラゴン)が蠢く。
優勝候補の達也のいる一高に妨害工作を仕掛けてくる っていうのが、大筋のストーリーですね。
ちなみに、何故、達也たちのいる一高が標的となるのか?は、次回話、魔法科8巻 追憶編 『アンタッチャブル〜2062年の悪夢〜』を読めば理解できると思います。
達也は選手たちのCAD調整、エンジニアとして、深雪は選手として、メンバー入りしていた。
一番の見どころっていうのは、ノーヘッド・ドラゴンの妨害工作で、モノリス・コードの市街地ステージにおいて、元々の一高レギュラーチームが重傷を負ってしまう。
生徒会メンバー、特に、部活連会頭の十文字克人に強く促され、仕方なく代わりの選手として出場した達也とそのクラスメイト(幹比古・レオ)。
そして、他の九校の代表チームを次々と撃破していく。
特に決勝戦、三校代表、十師族の次期当主一条との激突!が見もので、達也と将輝の間で、激しい撃ち合いの戦いを展開する。
この戦闘の後半、達也の接近スピードが予想以上だった為、力加減を間違えた一条将輝の規定違反のオーバーアタックで、達也は重傷を負う。
だが、驚異的なスピード(フラッシュ・キャスト)の再成魔法により、ダメージが無かったことになり、規定違反をして動揺した将輝の懐に接近する。
そのソニック・ウェイブは、会場の観客席にも拡がり、一種の衝撃波のように観客の耳をつんざいていく。
その他の見せ場としては、一高同士の深雪と雫のアイス・ピラーズ・ブレイク(氷柱破壊の競技)など…
この魔法競技での優勝は、一高が独占して既に決まっていたが、雫の熱い要望、決意を同級生の深雪が受けて実現した。
深雪のインフェルノ(氷炎地獄)に対抗して、雫は、達也のアドバイスで、CAD二丁持ちの振動系高等魔法のフォノンメーザーを発動。
深雪陣地の氷柱にダメージを与えたが、
さらに本気になった深雪がニブルヘイム(広域冷却魔法)…………窒素すら液体化する超低温魔法が雫の陣地を襲う。
そして、インフェルノの高熱の膨張率を利用して、全氷柱を粉砕する。
結局、同級生同士の対決は深雪に軍配が上がった!
この九校戦ストーリー後半、最終的にはあまりにも非道な妨害工作で、達也の怒りを買ってしまい、無頭竜の幹部は消去されてしまう。
高校生・達也ではなくて、鬼神の如く、冷徹な軍人(特尉)としての裏の顔を見せつけて……
達也がノーヘッド・ドラゴンの幹部に吐くセリフもなかなか非情でカッコいい感じですね。
軍機密指定魔法『トライデント』…三連続分解魔法。
敵側の情報強化、領域干渉の魔法防御壁を次々と連続して分解する。
そして 最終的には、全ての魔法防御が剥がされ、肉体が分子レベルまで分解されてしまう。
撃たれたメンバーが跡形もなく、まるで鬼火の様に消えていく。
横浜騒乱編【第19話~第26話(最終話)】。ラノベ(原作小説)横浜騒乱編(上・下)6巻、7巻に相当。あらすじ、要約
義母の小百合から聖遺物(レリック)、 瓊ノ勾玉の解析を嫌々引き受けることに。
このレリックには、魔法式を保存する機能があるらしく、その聖遺物を大亜連合も狙っていた。
そして、このレリックを引き金に、横浜中の騒乱が始まる。
横浜は、知の九校戦と呼ばれる論文コンペの会場地であり、一高の論文コンペメンバーとして達也も参加。
しかも、横浜には、魔法協会のビルもあり、その貴重な魔法式のデータをも大亜連合は狙っているという始末。
そして、大亜連合の横浜上陸を手助けしたのが、周公瑾(しゅうこうきん)。
大亜連合と結託し、自身の縄張り 横浜中華街の安全を保障させ、一方、最後の方で一条将輝が率いる魔法師隊が残党狩りに中華街に踏み込もうとしたところ、困っていたんです みたいな顔をして、いけしゃあしゃあ と大亜連合の残党を引き渡すずる賢い奴!
大亜連合、日本軍、警察、九校の生徒たち、そして、市民を巻き込んだ市街戦が展開される!
話の途中で、緊急事態のため、達也が軍属であることがクラスメイト達にばれてしまったりするが、圧倒的な無双ぶりは輪をかけて加速する。
そして、達也に科せられていた封印が深雪によって、ついに解かれ、全解放される。
達也は特尉として、ムーバルスーツを身にまとい、敵側の大亜連合兵士たちを駆逐していく。
中盤のシーンでは、桜木町駅前で真由美、雫が救助の大型ヘリを呼び、そのヘリの着陸場所を守るための大亜連合とのクラスメイトたちの攻防も見ものです。
特に、見せ場は銃撃で桐原は足を吹き飛ばされ、五十里(いそり)は背中に銃弾を浴びてしまう。
そこに、深雪が真由美のヘリから降りてきて、敵を魔法で凍らせ、ムーバルスーツに身を包んだ 達也を呼び、助けを求める。
桐原の足と瀕死の重傷の五十里を達也の『再成』の魔法で元どおりに復元する。
ただ、なんの代償も無いわけではなく、その相手が受けた苦痛を150倍に濃縮されたものが、達也に降りかかる。
この他、終盤の場面では、何度も出てくる、大亜連合特殊工作部隊所属のエース魔法師 別名『人喰い虎』呂剛虎(ルゥ・ガンフゥ)
との魔法協会の入り口前で、エリカ、レオ、摩利、真由美、四対一の最後の戦闘シーンがある。
その連続攻撃の合間の一瞬をつき、真由美の最強対人魔法『ドライ・ミーティア』……高密濃度な二酸化炭素の氷弾魔法を発動し、窒息させ呂剛虎を仕留める。
終盤の最後のシーンでは、逃走した大亜連合のタンカーを マテリアル・バースト(質量エネルギー変換魔法) という強大な魔法で消し去ってしまう。
横浜ベイヒルズタワー 屋上で核兵器にも匹敵するマテリアル・バーストを発動する。大亜連合の船が凄まじい破壊の大光球に包まれる。



その威力は、、、、
ものであった。
この翌日、大亜連合は、鎮海軍港に艦艇を集結させていた。その対応に遅れた日本軍は状況を打破する為、再び、マテリアル・バーストを発動した。
その凄まじい威力は周囲の地形すら変えてしまうものであった。
これにより、戦略級魔法師 劉雲徳と軍港内施設、多数の艦隊を失うことになった。
後生の歴史家はこの事件を
『灼熱のハロウィン』と呼んだ。
魔法の優越を決定づけた事件であり、魔法こそが勝敗を決する力だと、明らかにした出来事だった。
後世においては、軍人史、人類史、歴史の転換点ともみなされている。
まとめと今後の私見
のっけから、兄・達也のシスコンぶりと妹・深雪のブラコンぶりが発揮されます(笑)
今後も兄と妹のラブラブぶり!?は健在するでしょう!
一応、あらすじなので、級友(クラスメイト)の絡み、エピソードなどは省略しております。
主に、個人的に印象に残ってる戦闘シーンを選んでいます。
私自身、今のところ(2017.08時点) アニメしか観ていない えせフリーク なので、色々と疑問点が出てきます。
例えば、達也はいつ軍属に、どういう経緯で入ったの?とか、(次巻の魔法科 8巻 追憶編)、四葉家の裏事情とか。(多少、ソレっぽいふりの回想場面は出てきますが。)
十師族の力関係・生まれた背景・意義とか。など・・・がアニメでは詳細に描かれていないので、やはり原作のラノベ(筆者・佐島勤さん)を読まないと、フォローしきれないなぁ と思いました。
ちなみに、アニメではやってませんが、魔法科ラノベ(原作小説)5巻【夏休み編+1(生徒会長編)】という九校編と横浜騒乱編の間の話もあります。
追記:この「灼熱のハロウィン」によって、事態は大きく動くことになります。特に大国(UNSA、新ソビエト連邦)から達也はマークされることになります。
ライトノベル 次々巻の魔法科 来訪者編9巻からでは、早速、USNA(北アメリカ大陸合衆国)から内偵調査のため、USNA軍 最強精鋭隊の『スターズ』総隊長リーナが、表向き 深雪の同級生・雫と交換留学という名目で来日します。
そういえば、魔法科二期アニメ が今年2020年7月(※10月に延期になりました)から始まるそうです。(現在、アニメ来訪者編は放送完結済み。)
さて、来訪者編から始まって、二期はどこまでやるのだろうか?
一期アニメが入学編、九校編、横浜騒乱編なんで、
3つぐらいの編はやって欲しいですネ。
そう考えると、来訪者編、ダブルセブン編、スティープル・チェース編ぐらいまではいくのかな?
そ言えば、スピンオフ作品で、深雪が主役、主人公の『魔法科高校の優等生』のアニメ化も今年の夏ぐらいに決まったそうです。
ただ、本作アニメの『魔法科高校の劣等生』のストーリーを深雪目線で綴ったものなので、そんなに差違はないんですけれども・・・
それよりもアニメ2期来訪者編のあとの追憶編もアニメ化されるので、そっちの方が楽しみですね!


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