SAO アリシゼーション 13話『支配者と調停者』 あらすじ

カーディナルの この人界、アドミニストレータの歴史の語りはまだ続いていた。

アドミニストレータの異変

クィネラが最高司祭アドミニストレータとなり君臨して、70年が経った頃、彼女に異変が起こる。
ステイシアの窓、クィネラの記憶容量減少画像

外界にあり、創造神であるラースに存在する人工フラクトライトを格納しているライトキューブには、約150年分の記憶が格納する事ができるという設定になっている。
だが、それはハードウェアであり、元々 容量が決まっている。
無論、アドミニストレータである最高権限を持ってしても、その全体のメモリーが増えることが無い。
しかもこの人界の人口は増加し、人工フラクトライト記憶容量にも限界が来ていた。当然、クィネラとして生まれた彼女にも記憶容量(メモリー)の減少、それは魂の寿命を意味する。

そう、自身の天命の操作、要するに神聖術であるソフトウェアの操作はできても、この世界 全体の人工魂の容量限界(ラースが設定している記憶限界容量)を操作することは不可能だった。

このことを知ったアドミニストレータは、当時 公理教会で修道女見習いをしていた まだ年端のいかない記憶量の少ない少女(リセリス)に目を付けた。
自らの魂を引き継ぐ器として自身のフラクトライトの持つ記憶と思考領域の上書きコピーを行おうと画策する。
そして、魂と記憶の統合によるシンセサイズの秘儀が終わった瞬間、アンダーワールドに最高権限を持つ同一の神が二人存在することになった。
クィネラはメインプログラム、少女はサブプログラムと分離し、互いに自身を認識したのである。

メインであるアドミニストレータは人界の保持システム、サブシステムであるカーディナルはその修正と調整を担う。
それぞれのフラクトライトは元々、ラースによるシステムプログラムに焼き付けられた命令により、本物は一人で良いという自己保存本能により、互いを否定する存在意識に発展する。

そして、二人の間に戦闘が始まる。

だが、体躯も違う、しかもクィネラに神聖魔法を封じ込める結界を張られ、武器による接近戦を余儀なくされ、不利な状況になった少女カーディナルは逃亡を図る。

そして、アドミニストレータの力が及ばない空間、図書室の隔離空間に逃げ込む。

アドミニストレータによるカーディナルの襲撃対策

この結果、カーディナル自身は200年の間、この閉鎖された空間で思考の海に漂うことになる。

一方、アドミニストレータであるクィネラは今後のカーディナルの襲撃に備え、自身を守る手駒を作ろうとする。
コレが整合騎士であり、自身が作り上げた人界の保持を妨げそうな人間を排除する手足となる存在でもある。
その手駒を増やそうと、大事な部分の記憶を抜き出し、自身と公理教会に絶対的な忠誠心を埋め込む三角柱のキューブを用いて強者達を記憶操作し、取り込んでいく。

その他方で、カーディナルはアドミニストレータの力が及ばない、央都から遠く離れた空間の扉を開け、鳥などの多くの生物ユニットを使役して、仲間(味方)になりそうな人間を調査していた。

その白羽の矢に立ったのがキリトなのである。

カーディナルの苦悩と決意

ところで、カーディナルの疑問に思うことは、創造神であるラースが何故 この状況を放置しているか?だった。
長い思考時間、システム情報を精査し出した結論は、まるで万力ように徐々に締め上げる様な人界の負荷実験による試み、その結果、最終的には滅亡しても構わない というものだった。
そして、その最終負荷実験に、ダークサイドの暗黒人を人界になだれ込ませ、滅亡を促す。

アドミニストレータは、自身と整合騎士で暗黒界の軍団を蹴散らせると思っているらしいが、
カーディナルの客観的見解では、人界軍団 アドミニストレータと整合騎士たちと暗黒界軍を比較した場合、圧倒的多数な差があり 暗黒界軍に負ける!というもの。

カーディナルは、なるべく早く、アドミニストレータに成り代わり、この人界を掌握したいと考えていた。

理不尽な創造神ラースの思惑通りになるぐらいなら、
この不毛な大戦争に負ける前、暗黒界人が人界の人間に残虐の限りを尽くす前に、全ライトキューブのデータを消去して全てをご破算にしてしまおう と思ったのである。
それはつまり、アンダーワールドの全てを無に帰するものだった。
ただし、限定的ではあるが、協力してくれたら10個の人工フラクトライトは凍結し、外界に持ち出すことを許可する とキリトに約束した。
それを聞いたキリトは苦悩の末に、彼女の作戦に協力はするが、他の手段を模索し諦めないことをカーディナルに宣言する。

キリトとユージオのパワーアップ、カーディナルアイテムの授受

カーディナルによるこの人界、アドミニストレータ創生の歴史話が終わり、お風呂から上がって、図書室内の本を貪り読んでいるユージオと合流する。
ユージオに合流するキリトとカーディナル画像
ユージオに対し、もしアリスと対峙した場合、身体のいずれかを刺せば、カーディナルと直接回路が繋がる短剣を渡す。キリトにも。それぞれ1本ずつ。
カーディナルが渡した短剣画像
この短剣を使えば、カーディナルの助力が得られ アリスを深い眠りにつかせることができる。
その後 記憶の封印を解除する術をかけて、アリスを以前の彼女に戻すことが可能になる。
ただ、アドミニストレータが抜き取った元々あった記憶のかけらをはめ込まないと元に戻せない。
そのカケラは最上階 100階のアドミニストレータがいる部屋にあるに違いないから、そこまで二人の力を合わせてたどり着いて欲しい と説明する。

更に、カーディナルは、3階の武器庫にキリト、ユージオの剣があることを教え、まずはそれぞれの剣を取り戻すように指示する。
だが、現在のキリト達の力量では、途中階にいる整合騎士達を倒すことは難しい。しかも最上階にいるアドミニストレータはかなりの強敵である。
そのため、キリトたちに整合騎士達に対抗する力を与える。

先ずは キリトとユージオにそれぞれ、自身の剣を頭に思い浮かべるよう指示する。
次に 完全武装支配術を発現させる術式を施す。
すると、その剣、元来の持つ力から産み出され、記された神聖術式(システム・コール)の紙を各々に手渡した。
カーディナルの完全武装支配術の儀式画像
キリトの夜空の剣イメージ画像
ギガスシダーの発現画像
ユージオの氷薔薇の剣イメージ画像
氷薔薇の発現画像
完全武装支配術式のシステム・コールが記した紙の画像

その後、カーディナルは3階の武器庫に続く扉を開け、キリトとユージオを送り出した。

まとめ 感想

二話に渡って、このアンダーワールドの創生歴史よもやま話(説明回)がやっと終わりました。

途中、カーディナルが長年の念願だった本物の人間の温かみを感じたい とキリトに抱きつき 涙を流すシーンありやら、過去話に遡っての謎の声のネタばらし。

カーディナルが名付け、あらゆる術式をかけたシャーロットっていうクモ。
キリトは自身の髪の毛に居たの気づかなかったのか!?
鈍くないですかね?!
まぁ この生物ユニットを使役してるのがカーディナルだから、間接的にカーディナルが謎の声の主ってことかな?!

SAO(ソード・アート・オンライン) アリシゼーション 8話 『剣士の矜持』感想 あらすじ

2018-11-25
カーディナルとキリトが向かい合う画像
カーディナルがキリトに抱きつく画像

カーディナルが使役していたクモ シャーロットの画像

次回からは2クール目開始。他の整合騎士との戦いあり、暗黒界人との接触、後々は外界にいる明日菜たちの出番もあるのかな?

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2018-02-23




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ABOUTこの記事をかいた人

お酒類(特に酎ハイ)、アニメ、ラノベ、ボカロ、漫画大好物!
昔、ある無料ブログを二年半やってたけど、飽きてしばらくやめる。
2017年の年末年始にかけて、ブログ熱が何故か?!ムクムクと湧き上がり、2018年 2月末からまたブログをやり始める。
ITリテラシーがめっちゃ低いのに、ワードプレス(WordPress)の『有料テーマSTORK』をイキナリ 初めて使っているので、色々と困りごと多し。 現在はだいぶ慣れたけど・・・
もう若干、ジジィなので、肉体的にも精神的にもあまり無理はしないガテン系Wワークマン。
プロフィール名は、自身名前の一部とお気に入りの書の詩人、相田みつ さん、 ブログが長く続きますようにとの意味を込めて、長期連載の漫画家、ゴルゴ13のさいとうたか さんをもじって付けました。