《目次》
ユージオとウンベールの対決!
ユージオが修練場で立木の打ち込み練習をしていると、
そこに現れた 首席ライオス と 次席のウンベール。
元天職 木こりだったユージオを挙げつらい、暗に侮蔑し、
「型のご教授をしましょうか?」と嘲笑する2人。
最初は結構!と言って受け流そうとしたユージオだったが、以前キリトが言っていた自尊心の力を見てみたくなり、次席ウンベールに手合わせを願い入れる。
ライオスの立会いの元 模擬戦が始まる。
初撃のハイ・ノルキア流 奥義を受け止めたユージオ。
腕力では、元 木こりのユージオには敵うべくもなく競合いで有利に立つユージオ。
だが、対抗心剥き出しの自尊心 心意の力を使って、
剣圧を上げるウンベール。
次第に押されていくユージオ。そこを剣を滑らせ体制を入れ替えて反撃に転じる。
ユージオの剣圧に吹き飛ばされ、勝敗の行方はユージオ優勢だったが………
立会い者のライオスの「やめっ! 引き分けだ!」
の声に試合が終了する。
ウンベールは不服そうだったが、ライオスの恫喝により、一応、引き下がる。
その後、ユージオは首席ライオスに、『今 すぐにでも手合わせしますよ』と毒舌を吐いたが、ライオスは乗って来ず。
「この平民風情がっ!!!」の捨て台詞を残して、
2人は去っていく。
身分格差問題 貴族と平民の差
二、三日経った安息の日。
ユージオとキリト、それぞれの傍付きティーゼとロニエの親睦会で学院内の森に来ていた。
そこで、ティーゼと同室の同級生 フレニーカの話を聞く ユージオとキリト。
フレニーカはあの次席ウンベールの傍付きであることが判明する。
どうやらウンベールから逸脱した命令をされ、ベッドの中で泣いていたフレニーカの話を聞いた2人。
その遠因となる元をつくってしまったユージオ。
先輩として、後輩を導くもの上級修剣士として、キリトとユージオはウンベールに抗議しに行くことを約束する。
後日、キリトとユージオはウンベール達の部屋に向かいフレニーカに対する逸脱行為を抗議しにいく。
ユージオの抗議に対して、噂の範疇だろ?
と のらりくらりとはぐらかすライオスとウンベール。
だが、この前のユージオに手合わせで引き分けた 強烈な負の感情から、ついに白状する ウンベール。
『お前の試合後、つけたくもない筋肉修練したから、傍付きのフレニーカにマッサージをしてもらっていた」
と、
さらに付け加え、
「汗で制服が濡れてしまうから、下着姿でやってもらった」とほざく始末。
それを聞いて怒りを露わにする、ユージオ。
剣があれば、叩き斬ってやる!って感じで。
怒りをグッと堪え、また何かあれば、教官に調査してもらうと言い放ち、部屋を後にする。
部屋から出ても、怒りが収まらないユージオ。
壁を叩き、キリトに不満をぶちまける。
キリト自身も「剣があったなら、危なかったなぁ!?」
と言い、この一連の逸脱行為も2人組が仕組んだものかもしれず、ユージオに喧嘩をふっかけて ユージオ自身を罠に嵌めるものかも!? と自制を促した。
最後に、そう熱くなるな 『ステイ クール』だよ と、キリトはユージオを諭した。
ティーゼのユージオに対する想い
定番の清掃終了の報告をしにユージオの部屋に入るティーゼ。
ユージオはこの前のフレニーカの件をティーゼに話す為、椅子に座るよう勧める。
部屋を見回したあと、勉強机近くの椅子に座らず、
ユージオのベッド 左側にちょっと距離を置いて座るティーゼ。
ちょっと困惑するユージオ!?
自身の生い立ち、下級貴族の出身で 卒業したら、すぐに嫁に行かなければならない立場のティーゼ。
ウンベールみたいな貴族と もし添い遂げることになったら?という複雑な心境と更にユージオに対する想いが溢れ出す。
ユージオの右腕にすがりつくティーゼ!!
まとめ 感想
現代における パワハラ セクハラ行為ですね。
中世のヨーロッパ、封建社会的な感じのように受け止めました。フランス革命の前兆!?『ベルサイユのバラ』の世界観かな?
身分が高けりゃ何やってもいい! そういう差別感。
480年という長い期間で積み重ねられた特権意識っていうのはなかなか面倒ですね。
それにしても、ティーゼちゃん なかなか積極的ですね。
ユージオもちょっとタジタジでしょー
アズリカ先生みたいに四大大会に優勝して 一代爵士なったら、逢いに(迎えに)来て! 遠回しに私をお嫁さんにして! なんてなかなか言えるもんじゃありません。
個人的には、そういう風に言って貰えたらハッピーですね(笑笑)
ただ、ユージオの心の中は幼なじみのアリスに占められていますから、この恋は残念ながら成就しないでしょう。
(どっちしろ ユージオは原作ラノベでは、天に召されてしまうらしいし。)
さて、次回は禁忌目録!ユージオはどうなっちゃうでしょうね?! ここからまた大きく展開が変わっていきそうですね!?