目次
キリトはどうなっちゃったの?
GGO残党から薬物注射をされ、現代医学では施しようのないダメージを脳に負ってしまった和人君。
時間が掛かるが、脳の神経回路に新たなニューロンネットワークを構築&蘇生が出来るのが、世界で唯一のラースの施設であることを明日菜に説明する、菊岡。
その治療にこのフルダイブの最新型S.T.L(ソウル トランスレーター)は最適で、
一応、菊岡を信用し、キリトの魂をアンダー ワールドに留める事を了承する。
アリシゼーション 計画とは……
人工魂(フラクトライト)をコピーし、ソレを軍事転用しようとする計画。
最初は、この計画に加わった技術者 比嘉タケルのコピー、人工AIを造ってみたが、
コピーという存在意義に耐えられなくなり、自我崩壊して失敗している。
次に考え出したのは、新生児の魂をコピーして、
一から育ててあげるということ。
現実世界では様々な面で管理 監視が難しい。
その環境状態、管理、監視にVRMMOはまさに、うってつけだと いう判断になった。
その環境下において、手始めにラース職員のコピーの魂を使用し、それを5000倍のスピードで18才まで成長させた結果、従順なフラクトライトが出来上がった。
その後、村人同士で婚姻させ、また新生児の魂を育てさせる。この連鎖を繰り返し 次第に増えていく、人工知能。
そして三週間後、仮想世界では300年経過、人口8万人の仮想文明世界が出来上がった。
現在では、480年経過しており、約10万人まで増加している。
公理教会の問題
『禁忌目録』という、この仮想世界における最上位の法律みたいなものをつくりあげた 公理教会の存在。
コレは、一部のフラクトライトが使える神聖魔法という、システムアクセス権の抜け道を逆用してつくられたもの。
この仮想世界の住人は、殺人、窃盗などの現在の刑法にあたるものを生真面目、忠実に遵守してる。
これが現実世界であれば、平穏な日常生活が送れる ってものだが…
公理教会が作り上げた禁忌目録という強力なシステムの縛りにより、殺人という禁忌の行為ができない。
そのことは、軍事転用を目的としたラースにとって利害に反する行為である。
この件において、明日菜はフラクトライト達にも人権はある
と強弁に主張したが、生身の肉体を持たず人工的に創りだされた魂に
菊岡は、『10万の人工知能の命は自衛官1人の命よりも軽い!』
と、言い切る。
何故、キリト(和人)が被験者に選ばれたの?
もともと、仮想世界に一年以上も居た為、この世界においても非常に高い順応性がある と予想された。
あと、第1話でキリトと接した少女 アリスが禁忌目録の条項を犯してしまった。
このことが、フラクトライトになにかしらの禁忌目録に抵触させる作用、ラースにとって良い作用がもたらされるという期待が高まった。
しかも、偶然にもラースが目指していた人工高適用型知的存在、頭文字をとってALICEの発現は、ラースにとって特筆に値するものであった。
ただ、そのフラクトライトの少女 アリスは公理教会の整合騎士によって捕縛され、連れ去られる。
禁忌目録に違反した者は修正されるのである。
その後、キリトの見舞いが許可され、明日菜と凛子はガラス越しに、FTLにフルダイブ中のキリトの姿を見守る。
すると、以前 ソードアートオンライン時代にキリトを完全管理看病していた看護婦、安岐ナツキが現れる。
菊岡は元々自衛官で、このアリシゼーション 計画の為に総務省に出向してた訳だけど、安岐自身は否定してたけど、軍関係看護専門学校卒ってことで菊岡とは全く関係ないとは言い難いような?
キリトの姿を見届けたあと、凛子は明日菜に元恋人 茅場晶彦を長野の山荘で殺そうとしたけど、出来なかったことを懺悔した。
まとめ 感想
まぁ 凛子の懺悔は綺麗事のような気がします。
あそこで、茅場を斃していれば、犠牲者は少なくなった可能性が高いし。遺族の気持ちを考えるとね。
でも、そうなったらソードアートオンライン自体の話が終わっちゃうしネ。
凛子はこれからどう動くんでしょうね?
元恋人、茅場の影を追い続けるのでしょうか?
禁忌目録と公理教会のつながり。 今後も出現する重要キーワードが菊岡の発言に出て来ました。
今まで、視聴者置いてけぼりの感がありましたが、
やっと、1〜3話の伏線が繋がりましたネ。
少女アリスとそして、今期のタイトルになっているSAO アリシゼーション (ALICIZATOIN)アリス化 計画。
更に、この回の説明補足、詳細が第12話 『図書室の賢者』に繋がっていきます。
コレらのワードがキリト、ユージオにどう関わってくるのか?!見ものですね。
次回からまたキリト、ユージオの仮想世界の話に戻ります。
これからますます面白くなりそうです。