今更ながら知った情報では、テレビアニメは全12話 翌年19年にセカンドシーズン『星乱』全12話を4話づつの全3章に構成し、劇場イベント上映。
どうしても、旧作と比べられてしまうから、ネット上でもあまり評判は良くないみたいですが・・・
来年もそのままTVアニメで放映した方がよろしいと思うのですが。
旧作のアニメ本伝・一期は全26話。
このままでいくと、6、7話でイゼルローン要塞攻略(前編、後編)その後、帝国のストーリー五話分で全12話でテレビアニメ版は終了ってことだろうか?
旧作の本伝一期のどこらへんで終わらすつもりなんでしょうね?
ちょっと先が気になってしまいました。
銀英伝旧作との比較、あらすじ
アスターテ会戦で150万人を失った遺族たちの慰霊祭。国防委員長のトリューニヒトの演説。勿論、エル・ファシルの英雄、准将に昇進したヤンも出席。
旧作では、そもそも出席していないんですよねー 仮病で自宅テレビでトリューニヒトの演説を視聴するという。ユリアンの上手い紅茶にブランデーを入れて飲み、軍部批判をしながら。
そこに、アスターテ会戦で戦死し婚約者ラップを失った、ジェシカ・エドワーズが喪服姿で現れる。
「委員長、貴方はどこにいますか? あなたの家族は・・・」
自分も含めて、遺族らとも同じ境遇にない人間が戦争を賛美してるんじゃねえよ と、遠まわしに!?トリューニヒトに対する痛烈な批判!、
旧作では、それを観ていたヤンがジェシカの身の危険を察して、慰霊祭の会場に向かおうとする。すると、同じく仮病で式典を欠席したアッテンボローからすぐさま連絡が入り、車を手配してヤンの家に迎えに行くと告げる。
そう言えば、アッテンボローって新作アニメではまだ出てないですね。 次回のイゼルローン要塞攻略で登場するのだろうか?
この新作では、ヤンがジェシカの手をとり、会場外に連れていき車に乗り込む。すると、憂国騎士団らしい?トレーラーとカーバトルを展開し、空港でお別れする。
個人的な感想だけど、こんな車あればいいよなぁ~と思います。
さて、旧作ではというと、会場護衛の兵士たちに連れ出され、会場の外を俯いて一人トコトコ歩いているジェシカ。そこに、前と後ろから憂国騎士団が挟み、
とり囲い込んで、これから成敗するぞ!ってところで、ナイス・タイミングでヤンたちの車が割り込んでくる。 ジェシカの泊まってるホテルにも既に手が回り、
高級士官の住宅街までは踏み込んで来ないだろう?との目算の元、ジェシカを自宅に匿う。
しかし、そこにも憂国騎士団の姿が。
新作では、ジェシカを空港に送り届けて自宅に着いたあと。ユリアンとヤンの二人だけ。 旧作ではアッテンボローとジェシカが含まれています。
憂国騎士団を撃退する方法は一緒でリモコン操作での消化栓用のジェットノズル。
旧作では、消化栓使用が消防センターに検知され、消防車両が来て騒ぎが大きくなり憂国騎士団は退却する。
今まで他人事のように静まり返っていた周りの住民たちが大勢現れる。
「火事だけは話が別だからな。」
「放っておくと自分まで焼けてしまう。」
「同盟も火事にならないと、誰も本気にならんかもしれないな」
前から思っていたことですが、新作では、大分、政治色が薄まってますね。
更に、旧作では、ジェシカの身の安全を図るため、自ら、トリューニヒトの私邸に向かう。
部屋の中で対峙するトリューニヒトとヤン。話のやり取りは省きますが、ジェシカの身の安全保証の言質をトリューニヒトから引き出し、ヤンが「閣下の美談になるでしょう!と告げ、マスコミを待たせておりますので・・・」と部屋をあとにし、別の扉から隠れていた憂国騎士団の隊長が姿を現しトリューニヒトに謝罪する。
このふてぶてしさ、厚顔無恥ぶり。 こういうところが新作では、カットされてるので見どころが少ない、それぞれのキャラが立っていない気がします。
最後の方の場面は、新旧作でほぼ同じ。ヤンが少将に昇進し、シトレ本部長(校長)からアスターテ会戦の残存兵力と新兵の寄集め、通常の半個艦隊でイゼルローン要塞攻略の命が下る。
まとめ、感想
尺がないのか、CGを使っているので予算(製作費)がないのか、他の理由があるのか?は知りませんが、台詞回しとか、押さえるべきシーンがないとか。が、よろしくないですね。
新説銀英伝って割には、あまり見せ場がなく、特に新たなシーンが多くある訳でもなく、ストーリーが平坦だと思いました。
まあ、おかげで!?旧作のアニメも久々に観ちゃいましたけど。 これは制作サイドの策略なのかな??(笑笑)
次回は、アッテンボロー、薔薇の騎士(ローゼン・リッター)の隊長 ワルター・シェーンコップ、フレデリカあたりが登場するのかな?
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