《目次》
風呂場の鏡の水垢汚れが我慢できなくなった!
普段から電気カミソリは苦手なので、風呂場でヒゲを剃る派の私です。
電気カミソリを持っていない訳ではありません。
旅行に行く時、お酒飲み過ぎて 前日 風呂に入ってない場合などは、電気カミソリを使います。
でも、お肌がデリケート?!なのか 赤くなりやすいんですよね。
一度、気になり出すと、何度もアゴを触って掻いてしまうんです。
なんで、苦手なんです。昔から………
と、言うことで 普段は、風呂場の鏡を使ってヒゲを剃るんですが、水垢で曇りに曇っちゃって わざわざ水(お湯)を鏡に付けて、剃ってます。
風呂に入るたびに、これじゃいけない!と思いつつも面倒なので、放置してました〜 (-_-;)
おそらく、年末の大掃除の時もやった記憶がここ数年ないので、こういう状態(水垢ウロコ状)になったのでしょう!(記憶が定かなら、2年は放置状態)
ほぼプロ仕様のやり方なので、ご注意を!
《用意するもの》ダイソー 100均 ショップで買った『ダイヤモンド ウロコ とり』。
それと、現場で、主にガラスクリーニングで使用している、三枚刃のホルダー(スクレーパー)と三枚刃一枚(新品)。
まず、水(お湯)で鏡を濡らし、三枚刃で水垢を切ります。
水気を 乾いたウェス(タオル、雑巾)で綺麗に拭き取り、乾いた状態にします。
この乾いた状態でまたさらに、三枚刃で切ります。
“切る”と表現していますが、実際は削ぎ落とす感じになります。
しかし、未経験者が使うと、まず、鏡が傷つくと思います。
刃(は)を入れる角度、微妙な力加減が、何度か経験しないとわからないから………
それでも、大掃除の時、ガラスの清掃でも使えるので、一つあると便利です。
最初は自宅のガラスを使って、感覚を覚えて 鏡にGo!の方がベターですね。
あと、この三枚刃はカミソリの刃と同じで、手を切り易いので、扱い注意です!
一応、未経験者、素人さんは使うのをやめた方が無難です!
※ホント!マジに自己責任でお願いします m(__)m
かなり鋭いので、軽く触れただけでも 「サクッ」といってしまい、 場所によっては血が吹き出します。
私は長年の経験者で 慣れているので、上手くいってるだけです。
写メは撮ってませんが、下部に石鹸のカスのような白い物が落ちて来ます。
これで、おおよそ半分くらいの水垢が落ちたようになります。
表面上の水垢汚れが薄くなり、初期の汚れ具合からまあまあ綺麗になります。
所用時間 約5分、2/3が綺麗になりました。
何故?こういう作業をするかと言うと、このダイヤモンド ウロコ取り、名の通り 人工ダイヤモンドを練りこんであるので、傷つきやすいんです。
そりゃそうですもん、人工とは言え、地球上で一番硬い鉱物(硬度10)なんで、しゃあ無いですよね。
通常の研磨剤入りの洗浄剤よりも傷つきやすい代物なので、擦る回数を少なくするためです。
擦る回数が多ければ多いほど、傷つく可能性が高くなります。
まぁ 当たり前ですネ!
要は、この『ウロコ取り』を使う前の下処理になります。
お湯(水)で鏡を濡らして、擦ります。
すると、濃い乳白色(石鹸水のような色)に、濡らした水が染まって来ます。
あと、シャーっていう音がして、抵抗感があるので、落ちてるな!っていうのがわかりますね。
この作業を二、三回繰り返します。
濃い乳白色から薄い乳白色に変わり、抵抗感がなくなって来ます。
そうしたら、最後の仕上げに入ります。
鏡が濡れている状態だと、完全に水垢等が落ちているか? 確認出来ないので、スクイージで水を切り落とすか、乾いた雑巾&タオルでキレイに拭き取ります。
三枚刃の刃(は)を新品に交換して、乾いた状態で、
落とし切れていない水垢を削ぎ落としてゆきます。
(※切れない刃は鏡をキズつける原因となる為)
濡れている状態だと、滑りやすく、まだ三枚刃(ホルダー)は扱いやすいのですが、乾いた状態だと難易度が上がります。
上記の注意事項の説明で謳ってますけど、あくまで自己責任でお願い致します。
これで、終了です!!
違いを見せる為に、上部 約1/3はやってません。
かなり見づらいかもしれませんが……
(見苦しい物が写ってて、ずみ”ません (/ _ ; ) )
所用時間、約5分。
お風呂で頭をシャンプーして、体洗って、湯冷めしないうちに終了しました(^O^)/
ですが、水垢の汚れ具合(放置経年数)によっては、もっと時間がかかるかもしれませんね。
そういえば、ダイソーに行ったら、クエン酸のパックも売っていました。
かなり昔、TVで 家事えもん さんがクエン酸をサランラップを使って、1時間or2時間以上 浸して鏡のウロコ落とししてましたが、アレはあくまで家庭向けのやり方でしょ!って思ってます。
私が知る限りでは、実際の現場の中古クリーニングでそういうやり方してたら、残業になってしまうよ?!
クリーニング作業するのは、風呂場の鏡だけじゃないし!
ってね。
ですが、クエン酸を使用する、組み合わせた方法で、作業すれば、一般の方にも応用は効く!と思います。
例えば、クエン酸に浸した後、鏡が濡れた状態で三枚刃(スクレーパー)の刃を入れて削ぎ落とす。
乾いた状態にして、水垢が残っている場所を確認する。
そのあと、ダイヤモンド ウロコとり で、除去できなかったところの水垢を落とす。
私は、実際に試したことはありませんが、多少の時間短縮にはなる と思います。
そもそも、“カラ切り”…… 乾いた状態で三枚刃の刃を入れる行為は、濡れた状態より力加減が難しいので、慣れるまでは やめときましょう。
まとめ、感想、考察
この『ダイヤモンド・ウロコとり』の裏の説明書きを見たら、何回もやって水垢を落とします。 って なってましたが、5、6回やると間違いなくキズつきますねー
まだ、ミクロの見えないキズならともかくも、目視して、完全に分かる程、傷がつきます。
ちなみに、鏡の角の見えづらいところで試してみました。
キズついても良さげなカドのところで、どの程度やるとキズつくのか? テストした方が良いですね。
なので、約5年以上、放置している状態の鏡は、このやり方をするのは 危険だと思いました。
水垢ウロコが落ちなくはないでしょうが、力を入れて擦る回数が増えるし、キズつく可能性が高くなるので。
もう、鏡を見て、全身姿がほとんど見えない場合、ほぼ完全にくもりガラス状態の鏡はやっぱり、TVでおなじみの『茂木和哉』さんを使用した方がいいでしょう。
それか、鏡自体を交換した方が一番良いでしょうね。
でも、お金がかかる事なので、パスしたいところです。
ただ、キズついた鏡は劣化が早くなり、結局、交換 もしくは使用不可状態になるので、多少高くつくのかもしれませんが、専門のクリーニング薬剤を使用した方が無難です。
浴室の鏡が見えなくたって、電気カミソリ使って、手鏡などを使用してヒゲ剃ればいいじゃん!の方は必要ないと思いますけどネ。
これも、一人暮らしの人は良いけど、家族又は、恋人等と同居の方はそうも言ってられない?! と思いますがネ。
やはり、バスルームの鏡は湿気が多いとこなので、使い終わったら、拭いておきたいところでしょうが、わざわざそんなマメなことする人いないでしょう!?
(私はズボラなので、絶対にそんなことはしませんけど!)
なので、水垢ウロコが堆積しないように、年一回の大掃除の時だけでも、一旦、キレイにしといた方がのちのちの面倒が少なくなるでしょうね。(自戒)(^^;;