魔法科高校の劣等生10来訪者編<中>感想、ネタバレあり。

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魔法科(来訪者編)<上>の続きになります。

《主な登場人物》

魔法科来訪者編<中>の主な登場人物画像(1)魔法科高校の劣等生来訪者編<中>の主な登場人物画像(2)魔法科高校の劣等生来訪者編<中>の主な登場人物画像(3)魔法科、黒羽家の登場人物画像

あらすじ、概要(1)

日曜日にもかかわらず、達也と深雪は学校にきていた。 そして、足を運んだのは、生徒会室であった。

そこにやって来たのは、幹比古、エリカ、克人と真由美であった。
達也が呼び出したのである。

そこで、集まった皆に隠し玉を披露したのである。

昨晩、三時間おきに特定のパターンの電波を発信する合成分子機械の発信機を吸血鬼(パラサイト)に打ち込んだこと。
パラサイトの正体が、USNAの魔法師部隊だということ。
しかも、単独ではなく、少なくとも10人前後の人数に上ること。

が明らかにされた。

吸血鬼に打ち込んである電波の周波数パターンのカードを四人の前に一枚づつ渡す。これによって、街路カメラに併設した違法電波取り締まり用の傍受アンテナから受信可能となった。

「例え、スターズ(選抜された魔法師軍人)のメンバーではなくても、戦闘訓練を受け、その上、吸血鬼としての異能を身につけた相手です。 甘い相手ではないでしょうね」

と達也は言い放ち、皆の気を引き締めるよう喚起した。

と、しばらく議論を各位で交わしたのち、達也はすくっと立ち上がり、深雪と共に生徒会室をあとにした。

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達也が学校をあとにした頃、リーナは同居人、シルヴィアにどやしつけられて、ベッドから這い出した。

その後、昨日のことを、シバ兄妹におくれをとったこと、忍者マスター(九重八雲)も出てきたことなど、シルヴィアに愚痴をこぼすのだった。

実は、リーナ達の実働部隊以外に、別働隊も存在している。マクシミリアン・デバイスをはじめとする魔法機器企業に潜り込んで情報収集を図っているチームである。
リーナが思い出したように口にした名は、隣の部屋に住んでいる別働隊の一人で、本名はミカエラ・ホンゴウ、日系人で日本人とほとんど見分けがつかない彼女は、本郷未亜(ほんごうみあ)の偽名でマクシミリアン・デバイスに潜り込んでいる。

そのミアは、CAD調整用測定器の納入に同行し、第一高校に明日行く予定だと、シルヴィアから聞かされた。

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アメリカ留学中の愛称ティアこと、北山雫は同級生レイモンド・S・クラークから、マイクロブラックホール実験が吸血鬼を呼び出したとの情報を入手していた。

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達也の目論見通りに!? エリカ、幹比古、克人、真由美は話し合いの結果、吸血鬼退治を一緒に行動することになった。

真由美が情報管制を担当し、克人とエリカが実働部隊を率いて動くという体制に落ち着いたのである。

昼休み、一高内に異様な波動が出現した。美月が両手で目を抑え、苦しみ出したのである。 エリカ、一緒にいた幹比古もその波動に気付いた。

そして、リーナも通用門、業者が出入りする門からの波動を感じ取っていた。 達也達(深雪、ほのか)は真由美からの緊急に近い、慌ただしい連絡で吸血鬼が校内・・・・
通用門から実験棟の資材搬入口に向けて移動中だと知らされる。そう、マクシミリアン・デバイスの社員がデモに来る予定だったのである。

幹比古が放った精霊がミアにからみつく。 普通の魔法師には見えないはずの精霊を明らかに嫌がっている。

幹比古が、受信機を携帯してて真由美同様、いち早く吸血鬼の波動に気付き、皆のCADを確保してくれた克人に
「彼女です。間違いありません。」と言い放ち、克人は深く頷いた。

みんなが合流し、エリカが得意の魔法剣術で吸血鬼のミアの胸を貫いた。だが、驚異的回復力で傷は塞がってしまった。
そして、マクシミリアンのトレーラーの陰から深雪の強烈な冬将軍が吹雪いた。ミアは完全に凍り付いた。

しかし、これで終わりではなかった。 ミアから抜け出したパラサイトが電撃を放ち、ミアの抜け殻は砕け散った。

エレメントの血を引く特殊な目を持つ美月にはパラサイトの位置が分かっていた。
一緒にいた、幹比古が得意の古式魔法で対抗するが、触手を切り裂くだけで、本体までは届いていない。
元々、古式魔法は発動までに時間がかかるので、手数は多くない。

今のところ、未知のパラサイトに対して抹消する対抗手段を持たない達也は、術式解体の要領で想子(サイオン)流を凝縮して手のひらから解放した。

屋上にいた、美月に襲い掛かろうとしたパラサイトを吹き飛ばし、結果、逃げられてしまった。

そして・・・・弱っていたソレは、霊子(プシオン)の集まる拠り所、休める場所が必要だった。人気を避けて、さまよっていたソレは第一高校の敷地の端に建つ倉庫の中で、
休む為の器を見つけた。

あらすじ、概要(2)

表向きの仕事で、横浜に出張していた黒羽貢(くろばみつぐ)は、ホテルの部屋に掛かってきた電話の呼び出し音に首を捻った。
四葉家当主の真夜からの電話だった。貢は四葉の情報網を取り仕切っている、分家の当主 真夜は貢にとって従姉(いとこ)に当たる。

真夜のまず最初の要件は、パラサイトの宿主特定の事だった。

「総勢12体、4体は米軍の手で処理され、1体は昨日、深雪ちゃんと達也君が消し飛ばしてしまいましたから、残るは7体ですな。所在も含めて特定済みです。」
と、貢は報告した。

「今朝、ご依頼主様(東道青波のこと?!)からの催促を頂きましたの これ以上、東京を汚らわしい魔物の好きにさせるな、と」

と、貢に話し、

そして、真夜は、貢に残りの7体のパラサイトの抹殺を指示した。

それに付け加えて、死亡した宿主からパラサイトがどのように抜け出すのか 情報体の状態でどの程度の距離を移動出来るのか 新たな宿主と一体化するのにどの程度の時間が必要で、
活動再開は如何ほどの時間が経過した後なのか を観察して報告するよう命じた。

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パラサイトが校内に侵入し、勝利なき苦い結末に終わったあの日から、ちょうど一週間。 達也はその翌朝から八雲に修行を願い出て、今日で七日目になった。
情報体の次元において、情報体を狙い撃つ技。情報の海を漂うパラサイトの本体を直接攻撃する手立て、武術で言えば、遠当てのようなサイオン(想子)弾をパラサイトに作用させる修行に明け暮れていた。

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達也たち兄妹は、それを朝食時、テレビのニュースで知った。ニュースの中身は、とある政府関係者による匿名の内部告発の形式を取っていた。

雫が教えてくれた、マイクロブラックホール実験のこと。それを強行したことにより、次元の壁に穴を開け異次元からデーモンを呼び出してしまったこと。
など、魔法師排斥を暗に示す内容のものだった。

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時は二月十四日、巷ではバレンタインデーと呼ばれる日、達也に非常に好意を持っている、光井ほのかは校門を過ぎた辺りで呼び止めた。
人目を憚るように裏庭のロボ研ガレージ裏の木陰に達也を誘い、バレンタインデー ド定番の物を渡した。(実際には緊張のあまり、達也がそっと抜き取ったのだが。)

そして、ソレはその様子を見ていた、いや、己をこの世界に引きずり込んだものに似た波動に目を覚ました。
祈りにも似た、強く、純粋な思念を浴びて、自我が再構築され、人形に意識が宿った。

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吸血鬼事件はあれから鳴りを潜めていた。特にニュースでも流れることもなく、平穏な日が訪れた。
そこに、やってきたのは、ヴァージニア・バランス大佐。リーナに本来の一次目的である、達也の確保、確保が不可能な場合は術式の無効化(抹殺)の任務遂行を促した。

スターダスト達を使い、秘密兵器のブリオネイクをもって適時介入せよ、と。

まとめ、感想

エリカの家庭の裏事情、そして、防衛大学に通う二番目の兄、千葉修次(ちばなおつぐ)の非公式ではあるが、達也の遠巻きの護衛依頼。

3H(humanoid home helper)人型家事手伝いロボット。P94、ロボ研のガレージに保管された、通称『ピクシー』がパラサイトに寄生され、
ほのかの純粋な思念体を写しとって達也に抱きつくシーン。深雪、エリカ達が絡んだ、ほのかの羞恥心を通り越したドタバタ劇が読みどころです。

いよいよ、再度、達也とのバトル勃発。護衛の修次の鮮やかな剣さばき、しかし、そこに、放たれた煌めく高エネルギープラズマビーム。
小太刀がその強烈な光条を斥力場で左右に散らす。だが至近距離で浴びた電磁波で筋肉が痙攣し、立ちつくしてしまう。
そこに現れた、深紅の髪と金色の瞳、リーナこと仮面の魔法師「アンジー・シリウス」、達也との一騎討ちとなるか!?

いやぁ~~来訪者編は厚くて、字数多いから、超めんどくさい 大変でございます。上・中・下はやっぱり長いですね。
これだけでもアニメ10話分以上、作れるではないかと・・・・

魔法科高校の劣等生来訪者編<下>に続く。

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お酒類、アニメ、ラノベ、漫画大好物。ワードプレスを初めて使っているので、色々と困りごと多し。 『習うより慣れよじゃないの グーグル先生に聞いて弄りまわすの』《よしを》 プロフィール名は、自身名前の一部とお気に入りの書の詩人、相田みつをさんをもじって付けました。